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2010年03月15日

2月講演大盛況 直流電力社会の感心高まる.

先日お知らせした2月の日経BPの講演は,受講者230余名でした.五つの講演の最後でしたが,30名近くの方に名刺交換を求められて行列になり,「行列ができるのは始めてだ」と主催者ももらしていました.それだけ直流電力社会への感心が高まっている証拠だろうと思います.
そして,多くの企業様とライセンスの商談を進めています.

4月と7月にはそれぞれ別の主催者の別のテーマで講演します.
何れも東京で,受講料が4〜5万円かかりますので,気安くはお勧めし難いのですが,ご関心があったらWebで検索して下さい.

直流電力社会への関心は益々高まっていて,上記3つのセミナーは全て直流電力社会がテーマです.
この傾向はすでに大きな流れになっていて,多くの方は上流(開発・生産)に感心を寄せられています.しかし,中流(メンテなど)や下流(リユース・廃棄)のビジネスにもビッグチャンスがありそうです.
直流電力社会における,様々な産業が担わなければならない業務を分析すると,トップランナーになれるビジネスがころがっています.
着眼と発想でビジネスチャンスです.  


2010年01月14日

2月の講演のお知らせ

 皆さん 新年おめでとうございます.
私は,大晦日も実験のため徹夜で大学にいました.ちょっと寂しいですね.
新年早々フル回転の毎日ですが,今年はいよいよ直流電力社会の認識が高まります.
正月の日経新聞にスマートメータの記事が載り,事の大きさを書いていました.そして関連企業の株がストップ高になる始末でした.
スマートメータはやがて来る直流電力社会の序曲です.
  (スマートメータ市場:家庭用だけで 20,000円 × 5,000万台 = 1兆円   以後毎年500万台継続)

電気自動車もいよいよ本格始動の年です.
そんな中,日経主催の講演会があり私も講師に招かれています.
タイトルは「電池残量を正確に把握する超高精度電流センサ その技術と戦略」です.
詳細はこちらに公開されていますのでご参考になさって下さい.
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/SEMINAR/20100105/178950/


 政治,経済,共に荒れ狂う今の波にこそチャンスが打ち寄せられるかもしれません.
 いつでもつかめるように構えておきましょう.
 キーワード
 エコ/環境/省エネ→太陽光発電/電気自動車→直流電力/高性能制御→安全/安心

直流電力/高性能制御の分野の必需品が,高安定電流センサや電力センサです.
 私はこの新技術を提供します.
                  つちのこ  


2009年11月29日

気負わずに再起

忙しさと言うか,余裕のなさと言うのか,ここのところ,このブログから随分ご無沙汰していました.久しぶりに開いてみると,どうも私だけではなかったようです.

このブログを始めた頃,私はどうも気負っていました.だから書くときも構えてしまい,きっと読む人もつまらなかったでしょう.

だから,こんどは気負わずに再起して,私のトレンドを書いてみることにします.
それでも読む人にはつまらず,自己満足になるのもかもしれませんが,そのときはお許し下さい.

本日は,まずはブログ再起の気持ちを伝えさせて頂きました.

地球救済作戦 by 磁気 は順調に進んでいます.
今後,公開できるところから少しずつお話します.

つちのこ
  


2009年03月23日

カテゴリー名「地球救済作戦by磁気」は大げさか?

 「石油や石炭はいずれ無くなる」とは,子供の頃から聞いていた,しかし遠い未来のこととしか受け止めていなかった.ところが,今や現実問題となった.合わせて石油を燃焼させた二酸化炭素が環境を急変させ生物の生存が危ぶまれる事態になり,問題は深刻になった.
 20年前には今程の認知はなかったように思う.それほどに急変しているとも言えよう.今や「異常気象」が当たり前になり,「観測史上初めて」と言う言葉にも驚かなくなった.
 私にも子供がいて,将来のことが実感として心配になる.クリーンなエネルギーが存分にあれば,人類が抱えている様々な問題の多くが解決する.戦争すら激減するようである.

 私はこのブログのカテゴリーを「地球救済作戦by磁気」とした.これは決して大げさではなく現実である.
 今では太陽光発電や電気自動車はクリーンエネルギーの先頭を切って期待されている.ところが華やかな表舞台からは誰も見ることがない陰の技術で大きな課題がある.この分野で私が提案している磁気技術が,縁の下で活躍している多くの技術者から解決策として高い評価を受けている.

 「高速道路無料化」を提唱した山崎養世氏が最近書いた「日本復活の最終シナリオ」〜太陽経済を主導せよ〜,と言う本がある.これは,古い太陽エネルギー(化石燃料)ではなく,今の太陽エネルギーを活用すべし.これからの世界経済は太陽エネルギーを手中にしたものが世界をリードする,と言うものである.
この中で,私の磁気技術は重要な技術として位置付けられ,私も紹介されている.

 「地球救済作戦by磁気」が決して大げさではなく現実問題であることを認めたものである.
地球救済にはこの技術だけでは未だ不十分で,もっと驚く次の技術が必要である.

 来たる4月14日の綾水会で私がプレゼンをさせて頂ける.聞きに来て頂けると嬉しい.

  


2008年08月02日

電車の切符の,うら・おもて

最近,ガソリン代の高騰をきっかけに電車を使うことが増えました.いつも切符を買っていますが,ちょっとした好奇心が湧いてきました.

切符は片面に文字が印刷され,反対面は焦げ茶色です.人間に取っては文字面が表,自動改札機に取っては焦げ茶色の面が表です.
焦げ茶色の面には磁気的に情報が書き込まれていて,これを機械で読み取っています.

私は今まで,改札機に切符を通す時必ず文字面を上にして入れていました.ずっと以前に初めて自動改札機を使ったときから,何の迷いも無くそうしていました.
改札口で他の人を見ているとみんな同じようにしています.

人間は,人間に取っての表面を何故上にするのだろうか? と疑問を持ちました.

駅の改札口付近や,切符販売機周辺を見ても,切符をどちら向きに入れるかの指示はどこにもありません.

そこで,やってみたくなりました.
裏返し(焦げ茶色の面を裏として)に入れたらどうなるのだろう・・・・・.
わくわく,ドキドキ,しながら,裏返しに入れました・・ワァー・・ナニモオコリマセンデシタ.
ちゃんと切符は出てきました.それも表向きに戻って.お見事.設計者に拍手

装置を開発したり設計する同じ技術者とすれば,裏返しに入れる人がいることを予測していて当然ですが,でも,楽しかったです.
それ以来,いつも裏返しに入れています.

福岡周辺のJR・地下鉄・東京の山手線・東海道線・小田急,など,合格でした.

ア! 空港で裏向きに入れなかった.
空港では,お姉さんが見ているからちょっとやり難いなー

(空港では,以前に,荷物を預けた時にもらった引換証が粘着性のシールだったので,チケットの手元に戻ってくる方の裏側の空白部分に貼付けておいたら,エラーになりました.JALでした.ご迷惑をおかけしました.)

つちのこ











  


2008年06月22日

雨中のひまわり




ひまわりと言えば太陽 と来ますが,雨が降ってもしっかりと咲いています.昨年の種が自然に芽を出したので,今年は手を加えずになるがままにしていました.そうしたら,梅雨入り前に咲き始め,梅雨まっただ中の今が満開です.これでいいのでしょう.

ベンチャーには**という思い込みを捨てて,枠を作らずあるがままに育てることも大切ではないかと感じています.

 私の磁気学の最新の研究成果で,目に見えない枠(技術的既成概念)からはみ出したところ,見事な成果を得ることが出来ました.

 とは言うものの,枠から飛び出して初めて枠が見えるもので,枠の中で枠を意識することは容易ではありません.しかし,自分が枠に閉じこもっているのではないかと意識することは出来ます.

 何らかの状態で,枠が見えたらその人は既に枠の外にいると思って良さそうです.
 枠を越えるとワクワクする新世界があります.icon97

ところがー
 枠から飛び出して成功すれば英雄,失敗すれば非難の的.  これも現実です.
 枠から出るときは,戻る道もしっかり作っておきましょう.

さらに
 枠を越えると,その外にすぐに新しい枠が出来ます.
つちのこ



  
タグ :既成概念


2008年06月08日

ベンチャーは自分の土俵が大切?

当たり前のことに気付きました. 気付いてみれば当たり前のこと.
ベンチャーは自分の技術を信じることは勿論,市場を見る目にも自信を持つべきのようだ.

 私は,従来の技術では実現できない電流センサを,新技術で実現する開発している.これは,コアテクノロジーなので,それを具現化したセンサは実にごまんと出来る.しかし事業化するにはそれを絞り込み,まずは一つから商品化しなければならない.

 ここが難しい,この技術を知ったユーザから,薮から棒の様に引合がくる.それを製品化できるから厄介である.(出来なければ問題にはならないのだが).
 その話が一人歩きを始めると止まらなくなる.止めるのにはまた別のエネルギーがいる.一つの暴走を最近漸く止めることが出来た.(順調に進んでいる話に何故自らブレーキをかけるのかと批判も受けた.でも間違った方向に進んでいると私は感じていた.納得してもらえる止め方にエネルギーが要った.)

 そして,自分の土俵に戻り仕切り直しをした. 途端に注文が来た.仕切り直しをして僅か10日である.人があれこれ言っても自分のセンスを信じることだ.それがベンチャーだ・・・と思う.いや,そう感じた.
 最初の注文は僅か(1000台/年)だが,エンドユーザは,トヨタや日産である.また客は,「これが出来れば他の展開も会社の柱として目論んでいる」と言う.

 幸先の良いスタートになった.しかし,最初の目標はこの100倍だ.
つちのこ


   


2008年06月05日

慣れすぎたトレーナー

AED
最近よく見かける様になりました.これは「自動体外式除細動器,Automated External Defibrillator」と言うものだそうです.

今日,九州大学産学連携センターの利用者説明会が有りました.それが終わってから一階に備えてあるAEDの取り扱い講習が有りました.

テレビでは使っているのを見た事がありますが,目前で見るのは初めてでした.
装置の使い方は至って簡単で,開いて,張って,ボタンを押す.極端に言えばそれだけです.消火器を使う程度の簡単さで,人工呼吸よりも簡単だと思いました.

使い方が簡単なだけに,トレーナーも使い方の説明のしどころが無いのか,そうめんを一口飲み込む感じで終わってしまいました.
説明していることは,装置から流れるアナウンスと同じで,わざわざトレーナーから聞くほどのことでもありませんでした.

で,聞いている方には疑問がいっぱいです.
ここは,技術者集団です,こんな質問も出ました.「電極の電流と電圧はどれくらいですか?」ところがその答は「◯◯ジュールです」????
   再度「電流は?」・・答「◯◯ジュールになっています」・・??.
この答から電流値が解った人は相当な人でしょう.人体の抵抗・流れる時間などを瞬時に計算して電流値を算出する.
しかし,それらのパラメータが解らないので電流値は算出できませんが.
トレーナーさん,知らないことは「知りません・解りません」と言ってほしいです.

以前にある家電品量販店で似た経験をしました(何度も).トンでもないでたらめな説明を平気でしている.
私は電子技術が専門なので間違いに気付きますが,そうでない人は騙されて買ってしまうのかな と腹立たしい思いをしました.

 もう一つ,トレーナーさんに,「雨などで下が濡れている時は問題ないのですか」と質問.すると,「そう言うところで使ってはいけません,その際は・・・・・」との説明.(乾いたところに移動して,体を拭いて行うのが正しいそうです)
 質問が出る前に,そんな大事な説明こそしてほしいですね.
他にも私たちが気付かない注意点があるのではないでしょうか?

 最後に不安になったのは,トレーナーが使っているAEDは,「これは説明用なので実際の物とは使い方が少し違いますが・・・・」と!
 そこで,誰かが本物を引っ張り出してみると.なるほどスイッチの数など違います.トレーナーが持っているリモコンも無い.
 せっかくやるのに,こんな講習で良いのかなー.


 最後の疑問
 AED は患者の心電図を検出して除細動の必要性を判断しているそうですが,その際,周辺の電磁ノイズには配慮しなくて良いのでしょうか.最近は殆どの人が携帯電話器を持っています.患者がポケットに入れていたり,操作する人が首から下げていたりするとかなり強いノイズになるはずですが,誤判断の原因にならないのでしょうか.
 どなたか知っていたら教えて下さい.
(やっと磁気とつながりました.face02

つちのこ
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2008年06月02日

電流センサでも温暖化対策の一助になる

今日は写真無しです.
環境問題に関わり,太陽光発電や燃料電池の利用に弾みがついて来ています.また充電式の電池(二次電池と言います)もパワフルなものが開発され,電気自動車も実用化されて来ています.

これらの特長は,いずれも直流電力だと言うことです.今まで私たちが使って来た電力は殆どが交流です.直流の大きな電力を使うことは通常は有りませんでした.そんな訳で直流電力の技術は交流ほど進んでいません.その一つに電流センサが有ります.従来の直流電流センサは大電流を流すと狂ってしまい,元に戻りません.それが原因で,前出の電池達の機能を十分に発揮できていません.
 これらの電池達は,電流や電圧を測ってしっかりと管理してやらないと,燃え出したり,爆発したり,突然停電したりなどします.

 対応策はいっぱい研究され,自動車メーカを始め著名な企業から沢山の特許出願がありますが,いずれも「直流大電流センサは狂うもの」と言う前提に立った技術で,センサそのものが狂わない様にする技術では有りません.

 私が提案するセンサは,この問題を根本的に解決しています.
 これは苦労したことのある技術屋にしか判らない表現かもしれませんが,本当にすっきりするほどの気持ちのいい特性が得られています.調整などしなくても,再現性も実に良好です.

 このセンサで,環境問題に貢献する電池達を縁の下で支え,温暖化対策の一助になります.

(技術的に不適切な表現が有ります.技術屋さんごめんなさい.興味の有る方はお尋ねください.こちらへ
つちのこ
  


2008年05月30日

(早すぎ)フライングの弁解

小生,ブログを書くのは初めてでして,また,好奇心もひときわ強く,これってどうなってんだろ・・・と,いじくりながら,試しに文書を書いてみました.気がつくとそこそこの文になっていたので,そのままにしておいた.と言うことです.
 使い方に不安がありましたが,問題があったら軍曹?が何か言って来るだろと・・・・・・・・
 結果,「早すぎ」「フライング」と言われてしまいました.icon188


 さて気を取り直して,写真は近所の雑草の一コマを切り取った画です.漠然と見ていると「草取りしたら」と言いたくなるような,どこにでもある情景ですが,よく見るととてもすばらしい世界が潜んでいます.

 JAXA に採用された磁界検出技術,つまり磁界センサーの基本原理も同じようなことです.当初某大学(九大ではない)の教授から「おうすごいね,そんなこと磁気屋さんは考えないよ」と言われ,どう反応したら良いか困った事がありました.そもそも私は電子屋さんですので,磁気屋さんとは見える世界が違っていたのでしょう.物の見方はは大事だと感じた出来事です.

 このセンサも,今では地磁気の100万分の1 の分解能を達成しています.この感度は,センサを置いている二階上の人がいすを動かしても判ります.あるいはゼンマイ式腕時計を 5 〜 10 cm に近づけておくと,内部で歯車が回っているのが判ります.歯車によって地磁気がかき乱されているからです.

 世の中,捉え方を変えると可能がいっぱい有りそうです.
  (注:有るのは可能性ではなく「可能」です)
つちのこ
  


2008年05月30日

お元気ですか?

はじめまして,忠津 孝 と申します.この度,綾水会のブログに参加させて頂くことになりました.よろしくお願いします.
私はそもそも電子工学が専門ですが,近年は磁気応用の研究に没頭してこちらが専門になりつつあります.

 私にとっては電子も不思議なものですが,磁気はもっと不思議な存在です.通常の生活では「磁気」と言う言葉はあまり使わないと思います.しかし私たちは逃れることが出来ない地磁気に浸って生きていますし,地磁気によって怖い宇宙線(放射線)から守られています.地上では磁気を使った発電のお世話になって電気を使っています.お使いのパソコンは磁気による記憶(ハードディスク)無しでは動きません.(私は最近使うことが減った)お財布のお札も磁気が使われています.例を挙げれば切りがありませんが,最後に,世界で最も多く生産されているセンサは,磁気センサだそうです.

 この様に磁気は実に身近な存在です.しかしまだまだ磁気には未開拓の力が潜んでいます. このブログでは,いつもとは違う視点から磁気を眺めてみます. 技術者としては日頃話せないような,めちゃくちゃな話,でたらめな話,異常な話も出てきそうですが,その際はご容赦ください.それはイノベーションの温床ですから.
つちのこ