2008年06月16日
ヤフードームのマーケティング
最近、野球観戦にはまりつつあります。
6月12日も、交流戦(ソフトバンク-中日)に家族で行ってきました。
熱烈なホークスファンには怒られそうですが、
私は、内野席で、ゆっくりとお弁当とビールを楽しむのが好きです。
ところで、ドームで販売されているお弁当やビールって、決して安くないですよね。
でも、毎回、躊躇なく買ってしまいます。
しかも何杯も。
客観的に分析してみると、
私は、野球観戦というアミューズメント一式にお金を払っている感覚なのでしょう。
だから、若干値段の高いビールでも、躊躇せずに買ってしまうのだと思います。
ビジネスにおける価格戦略の参考になります。
また以前、オープン戦の無料チケットが郵便ポストに入っていたので行ったこともあります。
オープン戦だから、大して観客はいないだろうと思っていましたが、
予想に反してドームは、ほぼ満員になっていました。
おそらく私と同じように、せっかく無料チケットをもらったのだから行ってみようと考えた人が多かったのでしょう。
すごく商売上手だと感じました。
なぜなら、私を含め、ほとんどの人がお弁当などを買っているからです。
無料チケットにしなければ、観客は断然少なかったでしょう。
そうすると、売上も減少してしまいます。
観客が多い少ないにかかわらず、ビールの売り子を雇ったり、売店を開けると考えると、
稼働率が高い方が良いに決まっています。
もちろん、売上への貢献のみならず、オープン戦で野球観戦に興味を持ち、リピーターになってくれる可能性もあるわけです。
私なんかは、その典型です。
と言いますか、ソフトバンクのマーケティングの思う壺になっている気がしますが。。。
身近にある商売を注意深く見てみると、ビジネスで参考になることが多いですね。